FEB 28, 2020

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

本プロジェクトの目指す実学とは、学生が持つテクノロジーへの日々の関心と、それに関連する専門知識の学びを誘発し、持続可能な学び方のスキルを育てることである。
具体的には、理工会学生部会の技術系研究会の活動をACTに拡張し、勉強会や報告会、ハッカソンなどの参加型イベントを通して、「学生による学生のための知の共有の場」を提供し、学生の知的好奇心に基づいた学びを促すとともに、テクノロジーへの興味や知的好奇心を持った分野外の学生の学びを触発する場を提供する。

【成果】活動機会の増加と国際化の拡大

自らの知識を共有するといった意識がプロジェクトの学生間に根付いてき、積極的にACTで勉強会を開催する傾向が出てきており、新しい分野の勉強会を開催するようになった。また、今年度よりグローバル研究会が参加し、試行錯誤の段階ながらACT利用を試みており、理系学生の国際性を高めるきっかけとなっている。

【具体的な活動内容①】プログラミング勉強会とハッカソンの開催

統計学本の輪読会、映像制作勉強会、 ウェブプログラミング勉強会など、開発技術だけでなく専門知識の習得にも視野をいれた勉強会を定期的に開催した。競技プログラミング勉強会では、AtCoderのレート向上を目的に勉強会やバーチャルコンテストを行った。惜しくも国内予選突破とはならなかったが、参加者のレートが向上するなどの成果を得た。プログラミングハッカソンでは、チームによるアプリケーション開発を目的としており、プログラミングだけでなく、コンテンツ開発にも取り組んだ。各チームの作品を評定する機会も設け、さらなる知識向上の意欲を高めることができた。

【具体的な活動内容②】国際交流イベントの開催

理工学部で行わているロシア短期研修やロシア交換留学参加者による報告や、留学生や他大学の国際関連団体との交流および情報交換、海外文化調査報告を行った。また、近大生2名を含むインカレチームで参加した日中文化交流『大学生交流事業』にも参加し、一週間中国の都市を訪ね、現地の大学生と共に行ったイベントの体験談や成果を報告した。

多くの人々と交流し、様々な文化に触れることができ、この経験が自らの成長の糧になると実感しています。

小谷 健太朗

理工学部

チームで何かを作ったときの達成感は個人で作ったときでは得られないものだったので経験できて良かった。

稲垣 達大

理工学部