MAR 02, 2020

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

新世代の教育を成り立たせ実効を上げるための基盤を築き上げるために、学生・OBOG・教員・企業・ソフト利用者による境域横断的コラボレーションの下、次世代型教育支援ツールたる電子教材・ソフトを近畿大学から全国に向けて発信する。
2019年度は昨年度開発した双方向型講義支援ソフト「先生!わかりませ~ん!」に続き、薬学生向け電子辞書ソフト「薬学モバイルノート」を企画し、薬学部の教員及び学生と京都廣川書店の3者で開発した。

【成果】薬学生向け電子辞書ソフト「薬学モバイルノート」β版の開発

ネット上に飛び交う冗長かつ怪しげな情報解説とは異なり、学生がひとめで理解できる簡潔かつ正確な用語集を収載する、スマートフォン用アプリを薬学部の教員及び学生と京都廣川書店の3者で企画、開発。以下機能を収載したβ版を制作した。
・薬学部生の必須用語をひとめでわかるように簡潔な文章とイラストで解説
・メモ、お気に入り機能などを搭載し、各個人オリジナル版の用語集に編集可
・検索データから学生が理解できていない用語等の情報を大学に提供可

【具体的な活動内容①】「薬学モバイルノート」に収載する用語作成

一般的な辞書とは異なる、以下特徴をもつ用語解説を考案し、作成した。
・薬学生の必須用語(約3500語)を搭載
・解説文章は3~5行程度に収め、スマホ画面でスクロールを抑えて閲覧可
・基本的に解説は図表入り
・関連項目を各解説に搭載し、分野横断的に検索可
2020年度は上記解説内容を精査予定

【具体的な活動内容②】「薬学モバイルノート」のアプリ化

web版として制作した上記β版を、スマホアプリ版として2021年春全国リリース予定。以下について検討した。
・販売方法、インストール方法
・スマホ画面、機能面
・PR方法
上記については2020年度も引き続きプロジェクト内で検討予定。

情報社会!?必要なのは情報整理!初の薬学専用サイエンス辞書をつくる!

松川宏樹

薬学部医療薬学科

楽しく生きるには多分、今が大事。

芝本雄威

薬学部創薬科学科

どうしたらみんなに使ってもらえるアプリになるかを見つけるのは難しい!でも、それを考えることは楽しい!

福本航

薬学部医療薬学科