MAR 02, 2020

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

ブロックチェーンは改ざん不可能なデータベースを構築できるという特徴があります。
本プロジェクトでは、ブロックチェーンに関する基礎知識を習得し、さらにはその技術を活用したサービスアイデアの創出に取り組みます。
ブロックチェーンにより時代が変化していく兆しを理解し、自分たちや社会にとって新たに価値付けできるものは何かを学生主導で考え、新たなサービスを創り出すモチベーションを育むことを目指します。

【成果】学生が事前決済サービスを開発
昼食時の混雑緩和を目指し、学内のカフェで実証実験を行いました

「昼休み中にキャンパス内のカフェや食堂にて行列が発生する」という課題を解決するために、「MOAP(Moblie Order And Pay)」というWEBサービスを開発しました。本サービスは、飲食店において、事前注文と事前決済をすることができます。ユーザーはWEBページで注文と支払いを行い、商品の準備が完了すると店舗からスマートフォンに通知が届き、列に並ばずに商品の受け取りが可能です。ブロックチェーンを活用しているため、注文の間違いや改ざんが起こらず、将来的に仮想通貨を含めて様々な決済サービスが利用できる可能性があります。

【具体的な活動内容①】3チームに分かれてブロックチェーンの新サービス開発を行いました

①プレオーダーアプリ②ポートフォリオ③フリーテーマの3チームに分かれてNEMハンズオン、アイデアソン、企画設計、サービス設計、アプリ開発を実施しました。
①ユーザーが使用できるレベルのプロトタイプを製作しました。管理等の制約を考慮しながらNEMを活用したアプリを実装化し、11月に実証実験を実施しました。
②アカデミックシアターのイベント参加、努力をポイント(数値)として可視化するためのポートフォリオサービスを考案。API設計、UI設計、ログインシステムをデザインしました。

【具体的な活動内容②】研究材料にとらわれず、ゼロから新サービスの開発を行いました

③フリーテーマチームについては、ブロックチェーンの基礎を学んだあと、自分たちの経験などを材料にディスカッションを行い、「読むとも」というサービスを開発しました。感想を書いて好評価を獲得することでトークンが得られるシステムを考案しました。

NEMブロックチェーンを用いた実用的なサービスを開発くることができ多くの学びを得ることができました。

藤井 遼

理工学部

ブロックチェーンのサービス設計を真剣に考えることができ、非常に貴重な体験をさせていただきました。

田上 遼

理工学部

難しくて一人じゃ分からないことも一緒に考える仲間ができる!それって技術よりも素晴らしい!

森 夕顔

法学部