FEB 15, 2021

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

「若者の○○離れを近大生がつなぎとめる」をテーマに、企業や自治体、経済団体等に対してプロジェクトの提案を行っている。課題のヒアリングから始まり、各種団体と共にプロジェクトを組成して課題解決に取り組むなかで、「価値共創マーケティング」を学んだ。2020年度は鉄道会社、アパレル、電器メーカー、マスコミ、イベント会社、自治体などとコラボを行った。

【成果】産学官連携による各種プロモーション及び商品開発の実施

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「共創工房」では、2017年以降さまざまな企業、自治体との連携により、価値共創を実現してきた。2019年度は研究室の垣根を越えてゼミに参加できない低年次生(1回生,2回生)や他学部性に参加を呼びかけ、巻き込んできた。9月には全学部生が参加可能なオンラインイベントを計6回開催、11月には共同研究先であるイベント会社とともに動画プロモーションのワークショップを開催した。その他、自治体及び企業との産学官連携によるイベント実施、アパレルや電器メーカーとの商品やSDGsの取り組みのプロモーション、自動車情報誌・カーセンサーの取材(学生ライターとして参加)等の成果を上げた。

【具体的な活動内容①】アパレル企業での商品プロモーション(タビオ)

活動①.jpg大手靴下製造小売り業者であるタビオ社と共同研究契約を締結し、同社商品のプロモーションに取り組んだ。「おしゃれは足元から」をキーワードに、若者が靴下を買う(プレゼントする)きっかけづくりを目的として、企業と新たな購買を促す施策について検討した。その結果をもとに、参加学生が「靴下の購入」、「靴下のプレゼント」の2テーマについて記事を執筆、同社が展開するアプリ内に特集として掲載された。

【具体的な活動内容②】近距離旅行企画及び地域の魅力発信(JR西日本)

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JR西日本と共同研究契約を締結し、コロナ禍での利用向上策及び地域の魅力発信策として、近畿大学生が近畿エリアの魅力を考え、発信する近距離旅「近旅」を企画、検討した。2度の緊急事態宣言発令により、年度内に旅行企画を立てることはできなかったが、魅力発信策として同社の公式SNSを用いた情報発信を検討、2021年はるを目途に、学生がライターとなって情報発信を実施していく予定である。

コロナ禍でも近距離旅を体感できるように、学生目線で意見を出し合い、企業と共に体験価値を検討しました。

福地 今日子

経営学部 経営学科

「心を動かす感動体験を作る」をテーマに、生活者視点でモノ・コトを作り上げる楽しさと工夫を学びました。

谷上 菜々子

経営学部 商学科

「靴下への認識を変えたい」という思いで活動する中で、企業と共に靴下の魅力を発信することができました。

川本 葵

経営学部 キャリア・マネジメント学科