02 コスモスとユニバース
世界はどう始まって、どこに向かっているのか? コスモス(宇宙)とユニバース(普遍)がいかに観測され、仮説づけられ、モデル化されてきたかを概観する。現代科学のフロンティアであり、人類の太古からの興味の源である、宇宙。ライプニッツやニュートンのような古典的宇宙観から、アインシュタインやホーキングによる相対論的宇宙論まで。その進歩を追いながら、宇宙をめぐる多様な謎と秘密に向かう。
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02 01
宇宙の語り方
人類は夜空の星座から神話を生み出し、科学は宇宙の語り方を模索してきた。読んで観て感じる、138億年の宇宙。 -
02 02
空間・時間・宇宙
「いま、ここ」を知るために、人間は「空間」と「時間」の概念を創った。須弥山から多次元宇宙まで、コスモロジー(宇宙観)の変遷をたどる。 -
02 03
ビッグバン前後
宇宙を生じさせた神の最初の一撃とは? 特異点、インフレーション、ビッグバン。宇宙はいかに誕生し終わるのか? 最先端の宇宙論を眺望する。 -
02 04
星の一生を見る
空の星も生まれては死ぬ。百億光年の彼方の星の一生。果ては超新星爆発かブラックホールか。宇宙の星々の運命を決めるのは何? -
02 05
太陽系の科学
冥王星はなぜ惑星ではなくなったのか?八つの惑星をもつ太陽系の起源と進化。恒星や惑星や衛星の素顔を、科学が解き明かす。 -
02 06
天文学2000年
かつて空は神々の住む場所だった。星の動きを語る言葉は、神話と星座から天文学へ。日進月歩の天文学、二千年の軌跡を追う。 -
02 07
観測と仮説とモデル
観測する技術が、人類の世界を広げてきた。望遠鏡で宇宙の果てまで、顕微鏡でミクロの世界へ。新たな視界は、次の仮説とモデルを生む。 -
02 08
アインシュタインとホーキング
相対性理論から超弦理論まで、ブラックホールからヒッグス粒子まで。宇宙とは何か、そのメカニズムに物理学で挑んだ、先達たちの物語。 -
02 09
地球の思い出
地質、大陸、海洋、気象。時を刻む地球の姿。そこで繰り広げられた生命の歴史。宇宙の中に青々と浮かぶ、四十六億年の地球の思い出。 -
02 10
地球の外を知る
宇宙には、彗星もスペースデブリも漂っている。大気圏から銀河を越えて宇宙の果てまで。地球の外に広がる未知の世界。 -
02 11
フロンティアは宇宙
アポロ計画以来、宇宙は新たな開拓地になった。ロケット、宇宙ステーション、人工衛星。人類は宇宙に旅立つのか? 宇宙開発最前線。 -
02 12
想像の中の宇宙
あらんかぎりの想像力で、人は宇宙を夢見てきた。火星人、宇宙戦争、未知との遭遇、宇宙都市。SF小説に浸って、想像の中の宇宙を旅する。 -
02 13
上部3段