07 資源のめぐみ・収穫のよろこび

人間は食べ物がなければ生きていけない。文明の起源と農耕とは切っても切れない縁があり、その技術は文明とともに進化してきた。人類は、海や山や田畑から、さまざまなかたちでめぐみを得て、そのめぐみの価値を最大限に高めるような加工をしてきた。衣・食・住それぞれで工夫を凝らし、資源の利活用に努めてきた人類の飽くなき探究を学ぶ。資源の分配を工夫し、技術を進歩させることで、貧困や飢餓の克服、サステナビリティの探求、新しい資源の開拓へと向かう。

  • 07 01

    資源に注目する

    自然は資源の宝庫だ。植物も動物も鉱物も、人間は命を繋ぐために利用してきた。限りある資源をいかに活用するか。自然を味方にする。

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  • 07 02

    栽培・育成・収穫

    狩猟から農耕へ。生命の安定を求めて、人類は作物を栽培するようになった。種を撒き、水を遣り、肥料を与える。定住生活のルーツを探る。

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  • 07 03

    動物からの恩恵

    食料、衣料、動力、パートナー。ヒトと動物には切っても切れない縁がある。時に畜産物として時にペットとして、人間を支えてくれる動物たち。

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  • 07 04

    森と林のサイクル

    植林と間伐が繰り返されながらも、たくましく生態系を維持する森林。水を運び、植物を育み、動物を包む森林の絶え間ない循環こそが、地球を守る。

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  • 07 05

    海・河・湖沼・池

    川の恵み、湖沼の命、海の産物。マグロから真珠まで、日本が誇る養殖技術。水をめぐる命の連鎖と、日本の魚食文化を考える。

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  • 07 06

    衣食住の工夫

    衣食足りて礼節を知る。人間らしい生活をするためには衣食住の充実は欠かせない。裁縫、料理、住まいの工夫。暮らしの豊かさと足るを知る。

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  • 07 07

    食べるための技

    食は生きる糧であり、娯楽でもあり文化でもある。自然の力を活かした、おいしくいただくための調理技術や保存技術。食としての植物と動物。

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  • 07 08

    食の文化人類学

    なぜそれを食べることになったのか? 刺身を食べる日本人、エスカルゴを食べるフランス人。食の文化史を人類学的に解き明かす。

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  • 07 09

    クオリティ・オブ・ライフ

    農薬に守られた野菜、保存料で日持ちのする食材、コンビニで揃う日用品。便利さと引き換えに、失っているものはないか? 暮らしの質を考える。

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  • 07 10

    貧困と飢餓の克服

    世界の九人に一人は十分な食糧を得られていない。一方で、先進国では食べ残しが減らない。世界の非対称な現実、食をめぐる地球の問題。

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  • 07 11

    資源ビジネス問題

    資源は国境を越え、時に国家間の争いのもとになる。限りある資源をいかに効率よく配分するか。資源ビジネスの可能性とリスク。

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  • 07 12

    残されたリソース

    人類はこのまま地球の資源を使い果たすのか?残されたリソースをいかに持続させるか。経済成長だけではない、社会の成熟が必要だ。

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  • 07 13

    上部3段

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「CHANCE」には他にもこんなテーマがあります。

  • 01

    注目すべき個性たち

  • 02

    コスモスとユニバース

  • 03

    光と物質のドラマ

  • 04

    分子たちの冒険

  • 05

    大地と海が生きている

  • 06

    進化する生態系

  • 07

    資源のめぐみ・収穫のよろこび

  • 08

    生命のはたらき

  • 09

    脳と心と体の関係

  • 10

    医療と健康と薬

  • 11

    アスリートをめざして

  • 12

    世界の民族と文化

  • 13

    社会は構成されている

  • 14

    国と人を守るしくみ

  • 15

    市場と資本主義