16 情報・通信・ICT
インターネットによって、スマホ片手に世界中の情報が手に入り、ビッグデータが日々蓄積されている現在、人類にとっての情報はどのような意味を持つのだろうか? このインデックスでは、通信技術の発達を追いながら、大型電子計算機の発明、パーソナルコンピュータによるデバイスの個人化、インターネットの拡大への歴史をめぐる。プログラミング言語が多様に発達し、玉石混交のアプリケーションが生み出され続けているなか、シリコンバレーを中心に広がるネットビジネスの攻防にも注目し、クラウド化、IoT技術の進化、人工知能ブーム、データ・サイエンスの隆盛を追う。
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16 01
情報通信の基礎
もっと速く伝えたい。そんな人類の欲望が通信を発展させた。モールス信号、電話、インターネット。通信技術の黎明期から最新技術まで、通信の歴史。 -
16 02
ダートマス会議に始まる
1956年の夏、十人の研究者がダートマス会議に参加。人工知能の研究はここから始まった。ミンスキーもシャノンも機械と人間の壁を模索した。 -
16 03
大型電子計算機
PCの原型は大型の計算機だった。誕生のときから原理は変わっていない。チューリング・マシンもノイマン型コンピュータも現代の技術に生きている。 -
16 04
PCからインターネットへ
大型計算機がパソコンになり、ネットワークにつながって、情報はインターネットの海に放たれた。デジタル社会の技術と文化の変遷を概観する。 -
16 05
エンコード・デコード
画像や映像など、大量の情報処理の背景には、エンコード(符号化)とデコード(復号化)の技術の発展があった。情報をコードで考える。 -
16 06
プログラミング&アプリ開発
プログラミングを身につければ、机の上から世界を変えられるかもしれない。C言語、Java、PHP。多彩な言語とアプリを動かすアルゴリズムを学ぶ。 -
16 07
スティーブ・ジョブズの冒険
ジョブズはコンピュータという先端技術をパーソナルなものにし、ポケットに大量の音楽を配信した。シリコンバレーの風雲児たちに注目する。 -
16 08
グーグル・アマゾンの跳躍
世界中の情報を手中に収めようとするグーグル。世界中の商品を世界中に流通させるアマゾン。革新的な発想と技術で世の中を変えたネット企業。 -
16 09
クラウド・IoT・ビッグデータ
情報は所有せずクラウドに保存する時代、モノの情報はIoTによって収集される。巨大なデータは宝の山か、はたまたジャンクか? 使いこなすのは人間だ。 -
16 10
人工知能・機械学習
機械学習とディープラーニングの登場は、再び人工知能ブームを巻き起こした。チェスも将棋も囲碁も制覇する人工知能は、人類の敵? 味方? -
16 11
データ・サイエンス
ビッグデータの蓄積はデータ・サイエンスの隆盛をもたらした。ベイズ統計やデータマイニング。多くの業種で待望される、データ・サイエンス。 -
16 12
認知工学が提案する
ドナルド・ノーマンが提唱した認知工学は機械と人間のあいだを考える。システムとユーザーはどんな関係にあるべきか? UI/UXの徹底考察。 -
16 13
上部3段