INTRODUCTION
新世代の教育を成り立たせ実効を上げるための基盤を築き上げるために、学生・OBOG・教員・企業・ソフト利用者による境域横断的コラボレーションの下、次世代型教育支援ツールたる電子教材・ソフトを近畿大学から全国に向けて発信する。
本年は新型コロナウイルスの世界的な流行もあり、オンラインでの会議がメインの活動となったが、11月には、返済不要の賞金を給付することで、社会を変革する可能性を秘めた学生を応援する取り組み「京都廣川書店AWARD」を開催した。
【成果】双方向型授業用ソフト発展への取り組み及び「京都廣川書店AWARD2021」の授与
①昨年度にβ版の開発を完了したウェブ上で閲覧可能な電子辞書「薬学モバイルノート」に加え、双方向型の授業の支援ソフトである「先生!わかりませ~ん!」の改良・発展に向けた活動を行った。
②また、返済不要の奨学金プロジェクト「京都廣川AWARD」を開催した。
③オンライン授業に向けた新しい教育のあり方について学生と協議したかったが、コロナ禍が障害となり進めることができなかった。
【具体的な活動内容①】「薬学モバイルノート」および「先生!わかりませ~ん!」の改良・発展へ向けて
月に1度程度、ZOOMにて会議を行い、下記につき意見交換を行った。
・当ソフトについて
・オンライン授業における教育環境の変化について
【具体的な活動内容②】京都廣川書店AWARD2021
学業成績に捉われず、リーダーシップを発揮し社会を変え得る人材1名に、返済不要の奨学金50万円を給付して応援する取り組み。選考は、書類⇒面接の2段階実施した。スケジュールは下記の通り。
・~2020年10月 書類選考
・同11月 面接、受賞者決定
・同12月 授賞式
製品開発に挑戦!メンバーと楽しく取り組んでいます!
難しいからこそやりがいのあるプロジェクトです!松川宏樹
薬学部医療薬学科5年
人生、運とタイミング。
果敢に行動したことで自信に繋がった50万円。坂井晃子
薬学部医療薬学科1年