FEB 21, 2020

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

近畿大学農学部農業生産科学科にて現在展開中の「アグリビジネスマイスター資格認定コース」関連の諸活動(実習、講義、産官学連携による商品開発等)や同コースの世話役を担当している教員(大石)の所属研究室(農業経営経済学研究室)関連の諸活動を基軸としつつ、企業関係者や行政関係者、学内他学部・他学科との連携協力の下、近畿大学の総合大学としての特徴を活かした「近大流アグリビジネス」を推進していくための体制・方策の検討やアグリビジネスに関わる活動(産官学連携による商品・サービスの開発等)の実践等を行う。

【成果】農業・アグリビジネス関連の産学官連携商品の開発・販売

“オール近大”川俣町復興支援プロジェクトの一環で、福島県川俣町の関係者(川俣町農業振興公社、川俣町役場)や学内関係者(農学部、文芸学部)と共同で「川俣シャモ すき焼きセット」を開発し、2019年11月より販売を開始した。同商品は地域内での販売、通信販売、ふるさと納税の返礼品等で好評を博している。また、同プロジェクトでは、2020年3月にアンスリウムクッキーの販売開始を予定している。あわせて、農学部農業生産科学科のアグリビジネス実習の一環で、奈良県平群町の関係者(豆腐工房我流、平群町役場)と共同で「すもーく 近豆版」を開発し、2020年3月からの販売開始を予定している。

【具体的な活動内容①】産学官連携商品の開発に向けたフィールドワーク・打合せ(福島県川俣町)

“オール近大”川俣町復興支援プロジェクトの一環で、福島県川俣町を学生らと訪問し、川俣シャモの関係者(川俣町農業振興公社、川俣町役場)との打合せや関連施設の訪問等を行った。2019年夏に開催された川俣シャモまつりにも参加し、一般来場者向けのアンケート調査等を行うことで、川俣シャモに対するニーズを把握・検証し、「川俣シャモ すき焼きセット」の商品開発へと活かした。

【具体的な活動内容②】産学官連携商品の開発に向けたフィールドワーク・打合せ(奈良県平群町)

農学部農業生産科学科のアグリビジネス実習の一環で、奈良県平群町の関係者(豆腐工房我流、平群町役場)との打合せや関連施設の訪問等を行った。

「すもーく 近豆版」の原料となる大豆生産を学生自らが行い、また、試作品の評価や商品名・パッケージデザイン等の検討・提案を行った。

自身の卒論とも関連づけて活動を行いました。協力者の皆さんに感謝申し上げます。

谷尾 駿介

農学部

次年度向けの商品開発を担当しました。学外の方とのやりとりが多く、良い経験となりました。

片岡 孝太郎

農学部

先輩方の成果を引き継いで、来年度も活動を進めていきたいと思います。

藤原 翔太

農学部