FEB 15, 2021

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

平均寿命と健康寿命との約10年間のギャップである“日常生活に制限のある不健康な期間”の短縮をめざし,産・官・学・民・金+情報関連団体が協働で分野横断研究を推進し,得られた成果をもとに事業化・社会実装することを目的とする。実学研究分野の研究者・大学院生・学生は『アンチエイジング』をキーワードに実践している研究について,「植物、食物、健康」に関する事業展開を進めている企業や自治体等のニーズとのマッチングおよび協働活動の拠点としてアクトを活用し,密な交流・連携によりウエルネスプロジェクトの推進を図る。

【成果】グルテンフリー、100%米粉で作ったカラダに優しいクッキーGOJIAIの商品開発

企業からの「カラダに優しいスイーツ開発」というニーズに対し、学生が主体となり企業(商品)、消費者、社会と向き合い、企業商品に新たな付加価値を学生自らが考え、消費者と社会にPRする商品として、薬学総合研究所 アンチエイジングセンター 森川 敏生教授、 文芸学部 文化デザイン学科 後藤 哲也准教授、および一般社団法人テラプロジェクト産学連携支援チームの指導の下、学生が主体となって商品開発を行った。商品の売上の一部は、一般社団法人テラプロジェクトが推進する「One Green プロジェクト」都市のみどり化「植育」プログラムの活動に役立てられる。リエゾンセンターの協力の下、細井学長への報告を行った。

【具体的な活動内容①】カラダに優しいクッキーGOJIAIのプレスリリースとマクアケ掲載プロジェクト

完成した商品をクラウドファンディングサイト「マクアケ」にてプロジェクト掲載するための準備をおこなった。マクアケは累計会員数100万人以上を誇るサイトで、発売前の商品を応援購入できるサイト。近畿大学と一般社団法人テラプロジェクトによる「カラダに優しいスイーツへの挑戦」として、プロジェクト掲載を行う予定であったが、コロナの影響で中断している。商品の発売に際して、薬学部、文芸学部、広報部と連携して、テラプロジェクトと共同プレスリリースを行う予定であったが、コロナの影響で中断している。今後は、社会情勢を配慮しつつマクアケでのプロジェクト掲載とプレスリリースを行う予定。

【具体的な活動内容②】カラダに優しいクッキーGOJIAIの学長報告会

リエゾンセンターの協力の下、細井学長へ完成した商品の報告会を行った。2017年アクトの活動開始から、商品の完成までの経緯と学生の取り組み、および今後の発売に向けての準備状況について報告した。2021年度のアクトの活動として予定している学生参加型のSDGsの取組についても、細井学長と意見交換を行った。

商品開発について学ぶ貴重な経験ができました。米粉で作ったクッキーです。是非食べてみてください。

石谷 雅哉

薬学部

どんな成分を使うと体に優しいのか考えるのが楽しかったです。販売されましたら是非お試しください。

田淵 絢子

薬学部