BIBLIOTHEATER
リベラルアーツの殿堂「ビブリオシアター」
アカデミックシアターの中心に位置するライブラリースペース「ビブリオシアター」の蔵書は、NDC(十進分類法)を下敷きにしつつ、文理融合・領域横断的なリベラルアーツ教育を推進するための独自の図書分類「近大INDEX」によってタイトリング・選書されています。さまざまな分野における知的営為の蓄積とそのつながりを知り、知識や技能を社会の現場で応用する方法の基礎を体得するとともに、学生も研究者も新たな発想や発見が得られるような「出会い」の空間を展開しています。
「リベラルアーツ」とは、人間をさまざまな制約から解き放って自由にするための知識や技能を意味します。古代ギリシアにまで遡る概念で、「教養」と同義に用いられることもありますが、現代社会において必要とされる「問題発見」や「課題解決」の能力と不可分です。多様な視点から柔軟に思考し、物事を根源的に問い直す態度は、建学の精神である「人格の陶冶」に欠かせません。それはまた、創造的でイノベーティヴな発想を促し、単に学問の即効性を求める実利主義とは異なった真の「実学」の基礎となるものです。近畿大学ではリベラルアーツ教育の拠点としてのビブリオシアターを学生が自ら積極的に活用することを推奨しています。
エリア案内
1階をNOAH33、2階をDONDENと呼んでいます。NOAHは7つのエリア、DONDENは11のエリアにそれぞれ分かれています。実学の礎となる近大独自の本分類「近大INDEX」についてはこちらをご覧ください。