17 メディアとネットワーク

情報は、古今東西のさまざまなメディアを乗り換えながら編集されてきた。言葉と文字が発明されて以来、情報は「書物」というパッケージにまとめられ、図書館に収蔵され、印刷革命とともに世界中に伝播していった。マスメディアはその情報をさらに拡散し、有益な情報を提供する一方で、人々を扇動する力もまとっていく。さらに、SNS時代が到来し、メディアビジネスがネット世界を埋め尽くす現在、手元に届く大量の情報を自ら編集できる力が求められている。このインデックスでは、情報がどのように表現され、伝達されているかに注目し、情報とメディアとネットワークの関係を紐解いていく。

  • 17 01

    情報はひとりではいられない

    情報とは何か? なぜ情報は、常に他の情報を連れているのか? 人類の情報編集の軌跡を、社会と文化の視点から点検する。

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  • 17 02

    物語・地図・万有百科・博物誌

    古来、物語・地図・百科事典などのフォーマットを使って、人は大量の情報をパッケージングしてきた。情報を集めて編むための、さまざまな工夫。

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  • 17 03

    図書館・新聞・通信社

    情報の流通のためには、媒体とそれを保管する場所が必要だ。図書館と新聞社が果たしてきた役割を、歴史的、現代的な観点から捉え直す。

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  • 17 04

    メディア・ネットワーク技術の拡張

    ニュースがスマホに届くようになってから情報の速度は加速した。新聞、写真、レコード、電話、郵便。情報伝達の来歴を、印刷技術の誕生までさかのぼる。

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  • 17 05

    マスメディアの君臨

    新聞・ラジオ・テレビの登場は、情報を世界各地に発信することを可能にした。台頭する電子メディア、これからのマスメディアはどうなっていくのか?

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  • 17 06

    報道か広告か

    情報操作は、時に大衆を動かす。「消費者」に訴える公告、「市民」に届ける報道。その違いは?情報の煽動のギョーカイ事情にも踏み込む。

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  • 17 07

    ジャーナリズムの政治と倫理

    中立のジャーナリズムは存在しないのか? 政治的な駆け引きと倫理が常につきまとうジャーナリズムの現場を多彩なルポルタージュで読み解く。

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  • 17 08

    マルチメディア時代へ

    動画、音楽、文字など、情報がマルチメディア化し電子ネットワークを駆けめぐる時代。ライフスタイルやコミュニケーションはどう変わったのか。

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  • 17 09

    ユーザーが動かしている

    情報を動かしているのは誰なのか。送り手のものだと思われたコンテンツはユーザーが作り上げるものに変わっていく。本格的な集合知の時代へ。

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  • 17 10

    検索エンジンとハッカー

    玉石混淆の情報から玉だけを見つけ出すには、検索エンジンが必要だ。ページランクによって世界の情報には序列が生まれた。「検索する社会」の風景。

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  • 17 11

    メディアビジネスの現在

    オウンドメディア、キュレーションサイト、スマホ動画などメディアビジネスは日進月歩で進化する。メディアと収益の関係にセオリーはあるのか?

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  • 17 12

    編集力が問われる

    情報を受け止めるだけの時代は終わった。収集し、分類し、構造化し、物語にするスキルが求められている。武器にすべきは、情報編集力だ。

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  • 17 13

    上部3段

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  • 16

    情報・通信・ICT

  • 17

    メディアとネットワーク