21 学習と教育のために
古来、人々は「学び」の場のあり方を探求してきた。このインデックスでは、古今東西の教育学を概観しながら、古代から唱えられてきた「善き教育」の探究者たちを追いかけ、プラトン、ルソー、シュタイナー、篠原助市、吉田熊次、河合隼雄などの教育論をめぐる。近代化以降の学校教育や幼児教育、社会人のための生涯教育にも目を向けていく。学習の大きな要素を占める「読書」の歴史もこのインデックスで深めていく。
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21 01
教育学に学ぶ
教育は社会のあり方を映す鏡だ。古代ギリシアから現代まで、時代と社会の流れのなかで、教育論はさまざまに展開されてきた。教育学を一望する。 -
21 02
「善き教育」の探究者たち
善い教育とは何か。詰め込みかゆとりか、叱るか褒めるか、二元論では解決できない教育の本質を、古今東西の探求者の思索から学ぶ。 -
21 03
近代から現代への教育爆発
子どもへの教育の歴史は浅い。学校制度も指導要領も、近代になって登場した。一気に普及を遂げた、近現代の日本と世界の教育の風景。 -
21 04
育ちの現場で考える
子どもは何によって育つのか? 子どもの想像力を育み、発達に寄り添い、個性を生かす。育ちの現場の目線で、子どもの教育を考える。 -
21 05
温故知新する教育
プラトンのアカデメイアから孔子の教え、緒方洪庵の適塾まで、歴史の中の学びのモデル。古きをたずねて新しきを知る、古今東西の教育像。 -
21 06
想像力か創造力か
読み書き算盤だけでなく、イマジネーションとクリエイティビティーを伸ばしたい。子どもという天才に贈る、感性と知性の教育。 -
21 07
学び続ける生涯学習
学びは一生。学校でも職場でも研究でも遊びでも、学ぶと決めれば、そこは学習の現場になる。いくつになっても、人は育つ。生涯学習のこれから。 -
21 08
障がいをのりこえて
障がい者にとっての学びは、どういうものか。障がいを越えて人と人が向き合うために、互いに何を学ぶべきか。世界の障がい者教育。 -
21 09
保育と幼児教育
保育園や幼稚園で、子どもは何を学ぶのか。世界を認識し表現する子どもたちの能力は、日々進化する。果てなき子どもの可能性に目を向ける。 -
21 10
さまざまな教育現場
国が違えば教育も変わる。イギリスのパブリック・スクール、プラハのシュタイナー学校、デンマークの生涯教育。世界の教育現場に潜入する。 -
21 11
読書と図書館の歴史
本を読む前から読書は始まっている。図書館で本屋で、棚を見るところからが読書だ。もっと本が好きになる。読書のための読書案内。 -
21 12
世界の教科書を見る
歴史の語り方は国の思想を映す。ルネサンス、フランス革命、世界大戦を、各国の教科書はどう扱っているのか? 教科書から世界を見る。 -
21 13
リベラルアーツと実学
社会で生き抜くための知性は、教養と実学の両輪で獲得する。学ぶスキルや、知に向かう技法。大学の勉強が数段楽しくなる、学びの本質。 -
21 14
上部3段