INTRODUCTION
「人生100年時代」に向けて、教育・福祉・環境・食品・美容・エンターテインメント(芝居、演芸、音楽、アニメ、スポーツ、e-スポーツなどを含み、体験を通して、人々に心理的または感情的な価値を提供するもの)・まちづくり等へ向けたスマートな考え方・理論・ツール・システム等のDX(デジタルトランスフォーメーション)を取り入れた取り組みによって、健康で幸福な社会生活を実現するためのプロジェクトの集合体(プログラム)であり、各プロジェクトの課題解決によって、スマートウエルネスの実現を目指します。
【成果】スマートウエルネス・6プロジェクトがコロナ禍における各々の個別目標を達成
スマートに進んで健康で幸福な社会生活を実現するために、6つのプロジェクトが、コロナ禍における個別目標を設定し、それを達成することができました。活動は、オンライン・オフラインを上手に取り入れることで、たとえば、Zoomによるオンライン講演会・Zoomによるオンラインフォーラム・Zoomによるオンライン発表会は、合計して6件、協力してくれた講演者は延べ15名、オンラインによる販売会も実施しました。また、オフラインでは、京都と大阪において各2日間、学外販売会を実施しました。
【具体的な活動内容①】「Osaka×Estoniaスマートシティセミナー」スマートシティづくり最前線の本音から「私たちの幸せ」を考える!
講演会テーマは「意識改革~自分を取り巻くものに対して関心を持ち、正しく理解して、自身の幸せについて考えてみること~」。
スペシャルアドバイザーの駐エストニア共和国大使館特別補佐官、須原誠氏からエストニアモデルのデジタル化について学んだことをきっかけに、日本のデジタル化のボトルネックが「国民である私たちの価値観がアップデートされていないことにあるのではないか」と仮説を立てた。その解決策として、コロナを越えて世界・日本・大阪で実働されている7名の講演者をオンライン講演会にお招きし、これからの未来を担う私たち世代に向けて、スマートシティやDX化の現状について、そして意識改革に繋がるお話をして頂いた。
【具体的な活動内容②】ヴィーガン納豆チョコレート開発~誰でもどこでも美味しく食べられる健康スイーツを販売~
世界では納豆が苦手な人が多くいること、日本でも納豆を全く食べない人が年々減少していることから、誰でも納豆を美味しく食べられ、かつ健康に良いチョコレートを開発してきました。活動前半では、開発を依頼する製菓店にアポを取り、1社とコラボすることが決定しました。しかし開発までに時間がかかるというお話を伺い、まずは自分達の手で商品を作り、販売することを目指しました。昨年10月から約2ヶ月にわたり試作を行った結果、Kin Chocolateという商品名で販売化決定しました。最終的に、オンライン販売、大阪と京都のオーガニックカフェ2店舗で販売することができ、合計で47個の商品を売り上げることができました。
学生主体で活動することで、一人一人に責任感が生まれ、プロジェクトに積極的に取り組むことができました。
近藤万保
経営学部
よしのやプロジェクトでは、SNSを活用した商品の拡散、オンライン販売の企画など新しい事に挑戦できた。
満石純香
経営学部
AFS京都支部の講演会を開き活動内容や組織の生い立ち留学の魅力など様々なことを知る貴重な時間となった
角下瑞希
経営学部