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クラシックからロックまで

にっぽんの哀調

しゃぼん玉はこわれて消える。女の子は異人さんに連れられる。悲しいからこそ歌いたい。哀調に寄り添ったにっぽんの歌。地唄、童謡、唱歌が沁みる。

 

KEY BOOK

「にっぽんの哀調」を象徴する本です。

うたと日本人

ここで言われる「うた」は31文字が基本。百人一首の歌人たちも石川啄木も松尾芭蕉も、自分の声を誰かに届けたくて、うたを作った。敵を打ち負かす呪力を持つうたは、共同体をつなぐ魅力にも満ちている。民俗学者の谷川健一が島唄や万葉集、民謡、ことわざ、連句や俳諧にさかのぼり、脈々と伝わるうたの「魔」を探る。

 
富永仲基の「楽律考」 : 儒教と音楽について 宇宙を叩く : 火焔太鼓・曼荼羅・アジアの響き : 万物照応劇場 日本楽器の源流 : コト・フエ・ツヅミ・銅鐸 : 歴博フォーラム 高橋竹山に聴く 日本の太鼓、アジアの太鼓 古代歌謡と南島歌謡 : 歌の源泉を求めて うたまーい : 昭和沖縄歌謡を語る 三絃の誘惑 : 近代日本精神史覚え書 奄美民謡総覧 : 奄美シマ唄全歌詞、共通語訳、全曲目解説 神楽と出会う本 歌とシャーマン 歌よ、はばたけ! : 韓国の民衆歌謡 神霊の音ずれ : 太鼓と鉦の祭祀儀礼音楽 箏を友として : 評伝宮城道雄「人・音楽・時代」 「歌」の精神史 アイヌ神謡集 生き生きて地唄旅 : 大検校が語る伝承の世界 箏と箏曲を知る事典 日本音楽基本用語辞典 雅楽 : 時空を超えた遙かな調べ 唄に聴く沖縄 地歌・筝曲の世界 : いま甦る初代富山清琴の芸談 雅楽を知る事典 はじめての雅楽 : 笙・篳篥・龍笛を吹いてみよう ひと目でわかる日本音楽入門 古浄瑠璃 ; 説経集 歌垣と東アジアの古代歌謡 さんせう太夫考 : 中世の説経語り 説経節を読む 歌垣 : 恋歌の奇祭をたずねて 賤民の異神と芸能 : 山人・浮浪人・非人 声に出してよむ漢詩の名作50 : 中国語と日本語で愉しむ 瞽女うた 新内的 新訳説経節 : 小栗判官・しんとく丸・山椒太夫 女性芸能の源流 : 傀儡子・曲舞・白拍子 能のうた : 能楽師が読み解く遊楽の物語 風雅と官能の室町歌謡 : 五感で読む閑吟集 琵琶法師 : 「異界」を語る人びと 詩吟女子 : センター街の真ん中で名詩を吟ずる 歌垣の世界 : 歌垣文化圏の中の日本 西洋の音、日本の耳 : 近代日本文学と西洋音楽 洋楽渡来考 : キリシタン音楽の栄光と挫折 日本文化モダン・ラプソディ 瀧廉太郎 : 夭折の響き 幕末鼓笛隊 : 土着化する西洋音楽 ドレミを選んだ日本人 和洋折衷音楽史 「裏」日本音楽史 : 異形の近代 日本童謡音楽史 本居長世 : 日本童謡先駆者の生涯 子守り唄の誕生 唱歌誕生 : ふるさとを創った男 唱歌・童謡ものがたり わらべ唄や民衆歌謡 : 万葉の歌の流れ 大正琴図鑑 西條八十 西條八十 : 唄の自叙伝 大正琴ものがたり : 大正・昭和・平成の薫りを流行歌にのせて 高野辰之と唱歌の時代 : 日本の音楽文化と教育の接点をもとめて 仰げば尊し : 幻の原曲発見と『小学唱歌集』全軌跡 郷愁と童心の詩人野口雨情伝 

「にっぽんの哀調」は

ACT-213・KBSスタジオの側にある本棚です。

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クラシックからロックまで

THEME

「クラシックからロックまで」には他にもこんなテーマがあります。

  • 27 01

    音楽界への招待

  • 27 02

    民族音楽と世界の音楽

  • 27 03

    これがクラシックです

  • 27 04

    オーケストラのすべて

  • 27 05

    名演奏家たちの記録

  • 27 06

    オペラ・楽劇・ミュージカル

  • 27 07

    シャンソンと歌謡曲

  • 27 08

    ブルース・ジャズ・ロック

  • 27 09

    カリスマ・バンドの残照

  • 27 10

    ポップスの跳梁

  • 27 11

    にっぽんの哀調

  • 27 12

    初音ミクの先に

  • 27 13

    上部3段