実学シーズ
画像解析によるモノ・コトの認識
波部 斉
カメラで撮影した映像に写っている「モノ」やそこで起こっている「コト」の理解を可能にし、我々の暮らしに役立つ人工知能の実現を目指しています。現在の人工知能は人間に近い識別・認識能力を獲得できるようになっていますが,誰でもどこでも簡単に利用できるわけではありません。現在扱っている対象は、防犯カメラによる集団行動解析や魚などの小動物の動きの解析などですが、そこで培ったノウハウを用いて様々な場面に応用できる技術の確立を目指しています。
いま取り組むべき社会課題
これまで,人の眼によってチェックしていたものを機械が代替できるようになると,大幅な省力化が期待できます。また,人間では難しい長期・継続的な観察も可能になるので,新たなサービスを創造することも可能です。

まだ世の中にない新しい魅力
人工知能・AIは世の中の様々な場面で応用されていますが,専門技術を持っていない方でも簡単に利用出来るわけではありません。適用現場に応じて適切な手法を採用することで,実問題の解決を目指しています。
研究をもとにしたプロダクトと挑戦
現在の利用・活用シーン
防犯カメラでの集団行動の検出・水中を泳ぐ稚魚の検出
挑戦したい領域・分野
生産現場での監視・モニタリングや人物行動の観察など,カメラを用いた観測・観察を自動化する分野には広く応用していきたいと考えています。
事業者の皆様へのメッセージ
画像解析・映像解析の自動化を考えておられる方はぜひご相談ください!
より詳しい情報を知りたい皆様へ
解説者
波部 斉
Hitoshi Habe
理工学部情報学科
問い合わせ先
研究への質問、共同開発のご相談など、
まずはどんなことでも、お気軽にご相談してください。
スタッフから数日中に折り返しご連絡します。