実学シーズ
「成長・進化プロジェクト」プロセスモデルの実証研究
宮本 多幸
人生には「成長・進化」に必要とされるいくつものライフプロジェクトがある。修学期には学業、また社会に出てからは職務で取り組む中・長期的な個人単位のプロジェクト、起業家にあっては事業。これらライフプロジェクトにおいて目標達成度・スピードの個人差があることは広く知られている。心理学研究分野では、この個人差を各人の「成長・進化のためのプロジェクト」における「目標設定」へのアプローチ、目標達成に向けた取り組み方の相違で説明しようとしてきた。本研究は、「成長・進化プロジェクト」の成功への道(プロセス)を取り巻く不確定性に着目し、新たに経営学研究分野から「起業家志向性」という概念を導入し、この個人差をモデル化、アンケート調査から得られるデーターでそのメカニズムを実証研究する。
いま取り組むべき社会課題
教育、社会に蔓延する「成長・進化」の個人差について、そのメカニズムを解明し、各人の「成長・進化プロジェクト」への取り組みにおける選択肢と「成長・進化」の度合い・スピードの因果関係を説明にすることにより、教育、社会における個人の自助努力の意義と格差における自己説明責任について明確にする。
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まだ世の中にない新しい魅力
既存の心理学研究分野で得られた知見に、新たに経営学(起業家論)研究分野から、個人の「成長・進化プロジェクト」のマネジメントについて新たな知見の獲得を目指す。また本研究が対象とする既存の心理学分野の研究においては、残念ながら日本からの実証研究報告は少数である。
研究をもとにしたプロダクトと挑戦
挑戦したい領域・分野
現在は個人レベルでのライフプロジェクトのマネジメントの実証研究であるが、それと並行し、企業などにおけるチームプロジェクトにもそのモデルの応用を考える。
事業者の皆様へのメッセージ
協力いただける企業があれば、従業員からアンケート調査でデーター収集させていただき、お礼としてベンチマーク・サマリー・レポートを提供、分析・解説させていただきます。チームプロジェクトのついてご苦労があればお話しを聞かせて下さい。
より詳しい情報を知りたい皆様へ
解説者
宮本 多幸
Tadayuki Miyamoto
経営学部商学科
問い合わせ先
研究への質問、共同開発のご相談など、
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