実学シーズ

「産学官連携による価値共創マーケティング」

松本 誠一

  • #マーケティング
  • #プロデュース
学生と企業、自治体が連携して、企業単体では生み出すことのできない新たな価値の創造を目指しています。コンサルティング会社とリサーチ会社のシンクタンク部門に在籍した教員の指導の下、消費意欲が旺盛とされる大学生自らがリサーチャー、さらにはコーディネーターとなって、企業と共に商品開発や情報発信に取り組みます。また、既に消費者に向けて直接製品やサービスを提供するBtoC企業のみならず、今後消費者へ製品やサービスを提供することを検討しているBtoB企業も連携対象としています。

いま取り組むべき社会課題

「農業」、「自動車」、「酒」、「テレビ」など、若者が離れつつある産業・業界・分野に焦点を当て、生活者視点からの商品開発やプロモーションを通じて、新たな価値の創造を目指している。また、自治体等公的機関と連携し、BtoB分野の魅力発信や企業の雇用問題にも取り組んでいる。

sdg_icon_08_ja_2-290x290.pngsdg_icon_09_ja_2-290x290.pngsdg_icon_12_ja_2-290x290.pngsdg_icon_17_ja_2-290x290.png

まだ世の中にない新しい魅力

「価値共創」とは、一般的に『顧客の消費プロセスで行われる企業と顧客の直接的な相互作用から生み出される』(村松,2016)とされており、多くの研究はBtoC企業と消費者との取り組みが対象とされています。ただ、共創工房では共創の対象をもっと広く捉え、我が国の産業を支えるBtoB企業や自治体等との取り組みを通じ、新たな価値を生み出すこととして捉えています。

研究をもとにしたプロダクトと挑戦

現在の利用・活用シーン

各種モノづくり(食品、アパレル、電器、化粧品・日用品など)交通、マスコミ・広告、自治体、農業など様々な分野の企業、組織と連携し、プロモーションの支援を行ってきました。

挑戦したい領域・分野

業種、規模に関わらず、会社及びその会社が社会に提供する商品、サービスの価値を高めたいと考えています。特に若者をターゲットとした商品、サービスを扱う企業、今まで若者が利用していたなかったが、今後利用して欲しい、商品、サービスを作りたい、広めたいと考える企業に対して有効と考えます。

事業者の皆様へのメッセージ

「若者の○○離れを近大生がつなぎとめる」をテーマに様々な業種、業態の企業と連携しています。大学生との共創を通じて、新たな価値の創造をしてみませんか?

より詳しい情報を知りたい皆様へ

解説者

松本 誠一

Seiichi Matsumoto

近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科

問い合わせ先

研究への質問、共同開発のご相談など、
まずはどんなことでも、お気軽にご相談してください。
スタッフから数日中に折り返しご連絡します。