マレーシアの雷防災に挑む! (日本×マレーシア共同雷防災プロジェクト)

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深刻な雷災害に悩むマレーシアに世界最高峰の雷観測網を構築することによって、防災・減災を目指すプロジェクト

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)で採択されたマレーシアとの国際共同研究「持続可能なエネルギー供給と極端気象災害の早期警報のための電荷分布リアルタイム3Dイメージングと雷活動予測」を実施します。雷放電がどこで始まり、どのように進展し、どこで終わるを観測し、雷雲内の電荷分布を三次元でリアルタイムに推定します。これらの情報に基づく、送配電線網や電力機器の制御、極端気象災害の早期警報の社会実装を進めるとともに、誘雷による能動的耐雷・避雷対策についても研究します。

What's project?

プロジェクトが提供できる「得意分野」

・雷放電物理や耐雷・避雷対策
・自前のリモートセンシング機器開発
・防災技術の社会実装
・最先端の国際共同研究、フィールドワーク

その他活動について

雷放電に伴う電波、高エネルギー放射線、大気電場、雷撃電流を観測する装置開発を進めます。
共同研究者やメーカとの対面やオンラインでの会議も頻繁に行います。既存データをサンプルとした観測データの可視化や配信手法について検討や試作を行います。冬季には、国内で雷雲下に小型ロケットでワイヤーを引き上げ、予め設定した箇所に雷放電を誘雷するロケット誘雷実験も実施します。

関連URL

https://www.jst.go.jp/global/kadai/r0410_malaysia.html

年間活動スケジュール

各種雷観測装置の開発と、マレーシアおよび日本国内観測・実験地の準備(通年)、マレーシアに観測装置を設置し観測を開始(秋以降)、ロケット誘雷実験(冬季) プロジェクトKick-off Meeting、合同調整委員会(6月)国際ワークショップ コアメンバー会議(Weekly)、全体会議(適宜)

メンバー募集

メンバー募集の有無

あり

求める人材像

・ロケット誘雷実験スタッフ(冬季北陸でのフィールド実験)
・データ配信アプリ等のプログラマー
・マレーシア企業への聞き取り調査
・研究者の受入れ派遣、国際イベント開催補助
・プロジェクト広報 など (専門知識がなくても、やる気さえあれば文系
・理系問わず国際共同研究プロジェクトに様々な形で参加できます。)

その他訴求したいこと

本プロジェクトは科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の一環として、環境・エネルギー分野 環境領域/低炭素領域、生物資源分野、防災分野、感染症分野で地球規模の課題解決を目指す、日本と開発途上国との共同事業であるSATREPSの1課題です。科学技術の競争的研究資金と政府開発援助(ODA)を組み合わせることにより、開発途上国のニーズに基づき、地球規模課題の解決に向けた社会実装を目指す国際共同研究を推進するプログラムで、2008年の事業開始以降、世界53ヵ国で179件の共同研究が実施されています。

外部企業パートナー

音羽電機工業、Tenaga Nasional Berhad

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