INTRODUCTION
今回はSDGsWEEK実行委員の代表の田中さんと3人のメンバーにインタビューを受けていただくことに成功しました。
1.SDGsWEEK とは?
谷川:では、いきなりなんですが、「SDGsWEEK」とは何ですか?
SDGsWEEK 田中さん:まずは、SDGsって知っていますか?
谷川:すいません。少し調べたのですが、あまり分からなくて……
教えてもらってもよろしいですか?
田中:わかりました。
SDGs「持続可能な開発目標」とは
2001年に策定されたミレニアム開発目標の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます」
(引用:外務省https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html)
谷川:そうなんですね。17のゴールと169のターゲットがあるなんて知りませんでした。
田中:そして、私達のSDGsWEEKの活動は、SDSsのことを近大生にSDGsのことをもっと知ってもらうために、近畿大学で12月9日から13日までの約1週間開催されるイベントのことです。
谷川:なるほど。何か目的や目標はありますか?
田中:目的は校内・校外にSDGsを広めることで、目標は自分たちのプロジェクトだけではなく、他の学生団体や教職員の方々を巻き込んで、近畿大学全体でSDGsについて考えを深め、何かアクションを起こしてもらうのがねらいですかね。
谷川:ふむふむ。
自分たちだけで、このイベントを行うのではなく、大学全体で盛り上げ、多くの人にSDGsについて考えるきっかけを提供したいのですね。
2.現在走り続ける複数のSDGsWEEKプロジェクト
谷川:では、現在行っている具体的な活動は何かありますか?
田中:プロジェクトは6つあって、”食品ロス” ”環境問題” ”ジェンダー” ”マイボトル” ”生駒祭” ”広報”ですね。
谷川:6つもあるなんて知らなかったです。すべて面白そうですね。
食品ロスと環境問題は具体的にどんな活動内容ですか….?
田中:食品ロスの問題提起を行ったり、賞味期限前後の商品を安く売出し、食品ロスをなく せるような活動を今後を行う予定です。また、食品ロスを推進しているような団体とコラボも行いたいと考えています。
谷川:なるほど。日本では、年間2,759万トンの食品廃棄物等が出されています。学生の中で食品ロスの問題意識を持つことで、今後食品ロスがもっとすくなくなればいいですね。
田中:環境問題はゴミの排出量削減に向け、楽しい体験学習を通して環境問題改善に取り組もうと考えています。具体的には、自分たちで色々なものを組み合わせて(石油や化学薬品は含まない、オーガニックなモノ)、石鹸シャンプーを作るワークショップを行う予定です。これによって環境に優しいモノはどういうものかを考えるきっかけを作りたいですね。
谷川:自分たちで体験し、何が問題なのかを考えるというコンセプトがいいですね。
学生3人へのインタビュー
谷川:ジェンダーはどんな内容ですか?
SDGsWEEK 福森さん: ジェンダーに関する近大生のみなさんの本音を共有できる機会を提供したいと考えています。また、男女平等や自分の性の志向・性の表現をできる場をつくりたいと考えています。
谷川:そうなんですね。学生自身がジェンダーについて考える機会を増やし、自分の性について知って貰う機会は大事ですよね。
谷川:マイボトルと生駒祭ははどんな活動をしていますか?
SDGsWEEK森本さん:マイボトルは、CNNやALLDAYCOFFEとコラボして、自分たちでマイボトルを持ってきて、マイボトルを使うことを近畿大学に普及させることが目的です。そうすることでペットボトルの廃棄を減らすことができ、環境問題へのアプローチができると考えています。
また、生駒祭ではSDGs普及を目的として、出店・展示を行う予定をしています。
谷川:なるほど。身近に挑戦できることから行い、近大生がたくさんあつまる生駒祭で自分たちの告知を行いながら、SDGsへの認知をするのですね。ぜひ、生駒祭で近畿大学生に知ってもらいたいですね。
谷川:広報はどのように行っているのですか?
SDGsWEEK 井出崎さん:チラシを作成したり、他の学生団体と連携しながらPRの活動を行っています。SNSでは、Twitterを運用しており、会議の様子や告知などを発信しています。
谷川:今後は是非僕たちゼロテン 編集室も活用してくださいね。今回は取材にご協力頂きありがとうございました。
3.最後に
近大のみんな楽しんでもらえる
成功し、終えられるように
途中で糸が切れないように頑張る田中さん
国際学部 4回生
谷川:最後に意気込みがありましたら、是非お願いします。
田中:今回初めてリーダーをしてみて、運営メンバーをマネジメントするのが大変です。一方メンバー各々が自走しているので、メンバー同士でお互いを支え合い、補完し合っているのでとても頼もしいです。メンバーの意見をうまく反映させながら、自分たちのでSDGsのイベントを成功させるために今必死にプロジェクトに取り組んでいます。これからはプロジェクトを成功させるためにメンバー同士をうまくコントロールし、多くの人にSDGsのことを知ってもらいたいです。
今回取材をしてみて、SDGsのみなさんから熱い思いを受けました。こんなに真剣にSDGsについて考えているのは近畿大学生だけではないだろうか?自分たちの普段の生活を振り返りながら、一度自分自身の行動を見直してみるのも良いでしょう。今後のSDGsWEEKのみなさんへの目が離せません。
EDITING TEAM
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Writer
谷川 孝寛
ゼロテン編集部
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Photographer
樋口晃大
ゼロテン編集部