INTRODUCTION
「VTuber」 ってそもそも何??
突然ですが、みなさんは「VTuber」って知っていますか?
You Tubeをご存じの方は一度は耳にしたことがあると思うのですが、「キズナアイ」さんや「輝夜月」さんなどが有名ですよね。しかし、具体的な「VTuber」を知っていても、いまいち「VTuber」がどのような存在なのかわかりません。
今回のイベントでは「VTuber」を以下のように定義されていました。
・コンピューター上に描かれたキャラクターが
・ライブ配信も可能なリアルタイムトラッキングシステムで動かされ ・動かしている⼈(VTuber界では「魂」と呼ばれます)の話芸やクリエイティビティなどの個性が魅⼒を構成する 重要な要素になっている。
「VTuber」が今スゴい!!
画⾯の中で、リアルタイムに⽣き⽣きと動くVTuber。 ここ2年くらいで急に⽬にする機会が増えています。
では、なぜここまで盛り上がりを見せているのでしょうか?
理由は2つあります。
1つは技術の進化によって、安価な機材で⼈間の動きをCGに反映する仕組みができあがったことです。PCに繋ぐ VRヘッドセットで頭や⼿の位置をリアルタイムに計測できるようになりました。別やり⽅として、スマートフォン のカメラで⼈間の表情や⼿⾜の位置を計測することもできます。計測した位置に合わせてCGを表⽰することで、⼈ 間のように⽣き⽣きと動くVTuberという表現が可能になりました。
「2つ⽬は、テクノロジー進化によるコミュニケーションの変化です。論理情報である⽂字しか表⽰できなかったコ ミュニケーションから、イラストや絵⽂字もコミュニケーションに使えるようになり、豊かな感情を伝えられるよう になったことは私たちも経験してきたことです。すでにVRChatなどのプラットフォームで始まっているアバターと ⽤いてVR空間で交わされるコミュニケーションは、さらに豊かな感情を伝えることができそうです。

秘めたる「VTuber」の力
最近、大企業もVTuberを広報に活用し始めました。
自分のたちの商品や宣伝をしています。
企業よりもキャラクターとして人気になり、独自の路線を強めているVTuberもいます。
今後、企業が独自のアバターを作り、企業の公式のキャラクターが輝く時代が到来するかもしれません。
「現実の自分とは異なる何者かになれる」という可能性を秘めています。
みなさんは、学校の友達、バイトの仲間などの様々なコミュニティーで、自分とはイメージの異なるキャラクターを出すのって非常に難しいと思います。いつもは真面目なのに、心のどこかで「もっとふざけたい」って一度は感じたことはありますよね。
そこで、アバターを用いることで、今の自分を隠すことができる。自分とは違う何者かになることができる。自分のしたい表現をすることができる。そうすることで、自分の第二の人生を歩むことができ、自分の可能性が大きく広がります。
オリジナルアバターを作り、配信ができるまで
ではでは、「VTuber」ついてはここまでにして、次からは実際に自分たちでアバターを作り、配信できるまでの過程を見ていきましょう!

事前準備
3つのアプリをインストールします!
- VRoidモバイル
- SHOWROOM V
- SHOWROOM
STEP1SHOWROOMのアプリでアカウント作ろう!
Twitterのアカウントを持ってる方は連携します。
持っていない方はアカウントを「新規作成」から設定してください。
(注意:Facebook 連携ではSHOWROOM Vが使えないのでご注意を)
次に、配信ルームを開設します!
配信登録からルーム名とルームの画像を決定!
STEP2pixiv でアカウントを作ろう!
ブラウザ(safari )でpixivのホームページにアクセスします。すでにアカウントある方はそれを使ってください。
pixivのアカウントもTwitterなどの主要なSNSアカウントで連携できます。
ここまでで、アカウント準備完了です!
STEP3 配信してみよう!
続いてSHOWROOM Vのアプリに移動します。「ログイン」をタップし、先ほど作ったSHOWROOMアカウントを連携します。
また、pixivにも連携します。VRoid Hub連携を選択し、「サインインのためにvroid.comを使用しようとしています」と出るので、続けるを選択します。
そして、ライブを押せばスタートです!
STEP4自分のアバターを作ろう!
VRoidモバイルを立ち上げ、自分のpixivのアカウントでログインします。
すでにpixivにログインしていれば、「VRoid.comを使用しようとしています。」で続けるをタップして、ログインできます。
ここから、自分で好きなアバターを作っていきます。VRoidモバイルでアバターを作ったら、VRoid Hubにアップします。
SHOWROOM Vで作ったアバターを読み込みます。
まとめ
自分たちで一から好みのアバターを作り、それを使ってライブ配信することができるイベントを開催してくれたSHOWROOMの社員さん、近大の職員さんありがとうございました。
今までの自分とは違う誰かになる楽しさ、「VTuber」がもたらす新しいコミュニケーションのツールとしての可能性を肌で体験できました。これからは、たくさんの人が今までの自分では実現できなかった異なる自分らしさを開放する時代が来るのではないでしょうか?
EDITING TEAM
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Writer
谷川 孝寛
ゼロテン編集室
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Photographer
宇野那月
ゼロテン編集室






