SEP 14, 2024

PROJECT REPORT

近大レモン倶楽部:違いを価値に変える2

INTRODUCTION

近大レモン倶楽部はレモン栽培を通して、高齢者の方々と達成感を分かち合うことを目標に活動を行っています。今回のイベントでは昨年のワークショップでもお世話になった、瀧 幸子さんが代表をしておられるル・クロ・ド・マリアージュというお店にて、障がいを抱えている方々(キャスト)との交流や、仕事現場の見学を行いました。また、キャストさんが作っておられる料理を実際に食べさせていただきました。

障がいのある方々から学ぶ~違いから生まれる価値~

イベントのはじめにユニバーサルフレンチレストラン「ル・クロ・ド・マリアージュ」で働いている皆さんが行っている感謝の朝礼を実際に見させていただきました!今まで私たちが想像していた朝礼とは異なり、アットホームで温かさや楽しさのある朝礼で、見ているだけで私たちまで心が癒され感動しました。瀧さんの「1日の始まりを感謝にすることで気持ち良く1日のスタートをきれる」といった言葉が特に印象に残っています。

感謝の朝礼の後に、厨房やイベント当日にオープンしたカフェで実際に働くキャストさん達の姿を見学させていただきました!感謝の朝礼の時とは異なり、真剣な表情で与えられた仕事に向き合うキャストさんの姿はプロそのものでした。一緒に働く仲間と協力し、料理を作り上げるキャストさん達の姿から、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいるということが伝わってきました。

今回のイベントではキャストさんが作っているフレンチ料理を食べさせていただきました!前菜、スープ、メイン、デザートの全てが本格的で美味しかったです。また、料理の見た目も思わず写真を撮ってしまうほど綺麗で口の中だけでなく目も幸せでした!こんなに綺麗で美味しい料理を私たち私たちと同年代の方々が作っていることに驚き、私たちも大学での勉学を頑張ろうという刺激にもなりました。

キャストさん達の空いた時間に様々なお話を聞いたり、キャストさんが作成した動画などを見せて頂いたりしました!!そこでは、キャストさんがどのような思いで働いているのか、またキャストさんのご家族の皆さんの思いも知ることができました。改めて、このル・クロ・ド・マリアージュという場所が、キャストの皆さんやご家族にとって職場としてだけでなく、人と人を繋ぐ憩いの場、希望を与える場になっているのだと感じました!!

最後に参加者の皆さんとキャストさん達と一緒に集合写真を撮りました!今回の活動を通して、実際に違いを価値に変えて生き生きと働いておられるキャストの皆さんを見て、自分もこういう風に働きたい!と思いました。また、このような活動をしている場所・団体があるということをより多くの人に知ってもらいたいと思いました!

1人ひとりが自分らしくいられて温かく笑顔あふれる空間がすごく素敵でした。とっても有意義な時間になりました!

後藤 彩希

総合社会学部総合社会学科

EDITING TEAM

  • 大澤 みら

    総合社会学部総合社会学科

  • 山越 優楽

    総合社会学部総合社会学科