INTRODUCTION
突然ですが、オンラインでの授業や飲み会には慣れてきましたか?まだまだ慣れないという方も多いのではないでしょうか。機械音痴の筆者はまだまだ慣れておらず、毎回試行錯誤しながら参加しています。(笑)
最近は、新型コロナの影響で緊急事態宣言が発令されたこともあり、ZOOMなどを用いて授業や会社説明会、プライベートでは飲み会を行うなど、オンラインでの活動が活発になってきています。
しかし、私は「オンラインって慣れへんし嫌やなぁ。カメラ越しじゃなくて、実際に大学で授業を受けたい!居酒屋で飲み会がしたい!」とオンラインでの活動に対し、嫌気がさしていました。
そんな時に出会ったのが『オンラインキックオフガイダンス』というイベント。今回はアカデミックシアター内で活動しているプロジェクトの代表者や教授が集まりました。
各々がパネラーとして参加し、ACTプロジェクトの今後の活動、オンラインコミュニケーションの意義、新しい発想について議論するというものです。
今回は私が代表して参加できなかった方々にイベントの様子をお伝えします。
ACTプロジェクトキックオフ宣言(ニア教授)
皆様はニア教授をご存知でしょうか。ここで初めて知ったという方へ簡単にご説明します。
ニア教授とは、ACTプロジェクトであるVRスクールから誕生した、世界初の「バーチャルyoutuber教授」なんです!!
世界初!さすが近大やなぁ…と筆者も驚きました。「めちゃ可愛い…!!」
そんなニア教授が今回のイベントのキックオフ宣言を担当しました!!
ちなみに「キックオフ」とは、フットボールで「試合開始」を意味する言葉です。そこから転じて、プロジェクトを開始する際にも用いられるようになりました。開会宣言と言わずに「キックオフ宣言」というあたりも、常に時代の先を行く近大らしさを感じます!
では早速!キックオフ!
ニア教授の可愛く力強い掛け声を皆さんにも聞いてもらいたかったなぁ…。ここでは残念ながら音声を載せることが出来ないのですが、本当にかわいかったです!
オープニングトーク (ビブリオシアター運営委員会委員長八角聡仁教授)
アカデミックシアターもついにオープンしてから4年が経ちます。今年はTHE GARAGEなどの新しい施設もオープンしたということで、ますますACTプロジェクトの勢いが増していきそうで楽しみです!
八角教授が考えるACTプロジェクトの良さ
八角:アカデミックシアターという空間をかえして、人と人が出会っていく、交わっていくといったことが非常に大きな強みです。そういう意味では今年は(新型コロナウイルスの影響で学内立ち入り禁止になったこともあり)非常にハンディを背負っていくということですね。
しかし、こういう状況でオンラインを活用して何が出来るのかということを、とことん極めていくことになるのかと思います。例えば、人間が音楽を聴くという体験は19世紀までは生演奏でした。音楽を聴くという時には演奏する人や歌う人が目の前にいるのですが、この100年くらいで、人間は複製(レコードやCDなど)で音楽を聴くということをやるようになってきて、もはや複製技術をかえして疑似的(目の前で生演奏を聴くなど)体験をしているという意識もなく音楽を聴いているという状況になってきています。
一方でライブがなくなったから、見られなくなったからというと、決してそういうわけではないですよね。では、音楽を複製で聴くようになったプロセスは、ライブの価値が見直され再確認されていくプロセスでもあるわけです。
まぁ、今回も同じように考えますとね。オンラインで出来ることを極めていくことによって、対面でやる、アカデミックシアターで人と人とが交わる、という状況が非常に贅沢な時間であることも分かるのではないかと思います。
ですから、今度皆さんが大学に集まってアカデミックシアターの空間で出会う時には、ものすごく贅沢な感じで迎えられるように、今年度はこの条件(オンライン)の中で行きたいと思います。そういう日(実際に会える日)が一日でも早く来ることを願い、私のご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします!
新山:なるほど…!アカデミックシアターでは、様々なACTプロジェクトが活発に活動していて、沢山のイベントが開催されています。そのイベントに参加することで学部を越えた人との出会いが生まれていきます。
実際、私もアカデミックシアター内で開催されたUHA味覚糖さんの「KISS LABO CHALLENGE」という商品企画のプロジェクトに参加させていただき、そこで他学部の人たちと交流することが出来ました。アカデミックシアターがなかったら、出会うことはなかったと思います。(確実に)
去年の秋には、こんな事態になるなんて想像もしていませんでした。
学校にも立ち入ることが出来なくなり、出来ないことばかりに目を向け、私は少し落ちこんでいました。
ですが、このお言葉を聞いて、ただ落ち込むだけじゃなくて、「いま何が出来るか」「いま出来る最大限のことを考えよう」と前向きに考えてみようと思えました。落ち込んでいるだけでは何もはじまりません!!今だからこそ出来ることを考えていきたいです!!
確かに、こんな状況になったからこそ、実際に会って、話したり何かをすることって贅沢なことなんだと実感してます。今まで私は実際に会って話せることを、当たり前だと思っていましたが、それは当たり前じゃないんだとわかりました。
今年の活動は当分の間、オンラインでの開催となりそうですが、勢いがある近大だからこそ出来るオンラインでのイベントがさらに誕生していくのではないかと期待しています!!また皆さんとオフラインでお会いできることを私も楽しみにしています!!
EDITING TEAM
-
WRITER
新山 歌織
0-10Studio