FEB 19, 2021

PROJECT REPORT

アクトプロジェクト年間活動報告

INTRODUCTION

1.SDGsに対する学習と理解、2.SDGs目標2、12(食品・農業)を中心とした学生目線の活動、3.学内外への食品ロスの啓蒙推進の3つの活動方針に基づき、食品ロス削減推進と問題の周知活動を行う。主な活動として、奈良県・杉浦農園様と東大阪・本泉寺子ども食堂でのボランティア活動や規格外野菜を使ったイベントを通じ、食品ロス削減・次世代教育・子ども、生産者支援に取り組む。その他、フードバンクでのボランティアや企業様とのコラボなど複数のプロジェクトを進行中。

【成果】コロナ禍で生まれた様々な方との繋がり拡大・新規プロジェクト

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今年度は、以前から活動させて頂いていた杉浦農園様でのボランティアはもちろん、Freeat様、ロスゼロ様、開運酒造様、株式会社ネオ倶楽部様などの企業様、また、学内外の多くの団体様と出会い、活動の幅を広げる機会を頂きました。また、Freeat様との飲食店での廃棄食品を削減する取り組みや、フードバンクでのボランティア、規格外野菜を使った商品開発など今後より社会貢献度の高い活動に繋げていける企画を多数開始することもできました。さらに、昨年度ジビエの食品ロス削減に取り組んだ際生まれた鹿児島・奄美大島との繋がりから、現地の企業様とコラボした商品開発を進めております。

【具体的な活動内容①】フードバンクさんのお手伝いから。届け、私たちの思い!

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食品ロス削減のためには原因1位となっている家庭からのロスを減らすことが大切です。何かできることはないかと探していたところ、フードバンクのお手伝いをする方向に決まりました。フードバンクは廃業してしまった店舗から廃棄になった食品を集めたり、フードドライブの活動を通じて一般家庭から出る食品も集めています。実際にお手伝いさせていただいた際に見た食品の量はスーパーに商品が並ぶのと同じくらいです。それがすべて捨てられることにショックを隠せませんでした。配属先が決まり、各団体に運ばれていく段ボールに入った食べ物たち…私たちの食品ロス削減への思いもたくさんの人に届くよう今日も活動を続けます!

【具体的な活動内容②】規格外野菜から始まる子供支援×次世代教育×生産者支援プロジェクト

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奈良県御所市にある杉浦農園様に月に一回訪問し、野菜の収穫や世話などのお手伝いを通じ、農業における食品ロスについて学びながら活動しています。また、ボランティアの対価として杉浦農園様で収穫された規格外野菜を頂戴し、東大阪市にある本泉寺こども食堂さんに寄付しています。それらの野菜を使って食事をつくり、多くの子どもたちに栄養満点のごはんを食べてもらったり、子どもたちや地域の方との交流を通し食品ロスの現状について知ってもらうなどの周知活動も同時に行っています。(現在はコロナ禍のため、人数を制限するなど規模を縮小して活動中)

満足に食べられない人がいる一方、生活で食品を捨てる場面は多くあります。そんな矛盾に戦っています!

徳丸実莉

国際学部

私たちの生活に欠かせない食の裏にある、食品ロス問題。現状を伝え、解決するため全力で挑戦します!

藤居舞

国際学部

身近にある食を通して、全員が問題に目を向けてくれるよう地域や人と協力しながら活動を続けています!

三好なぎさ

文芸学部