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文学をマンガする

古典のかほり

受験勉強の『源氏物語』対策にマンガから知識を仕入れておくのは、<古典>的ノウハウと言ってよい。「古典」に分類される文学作品たちは、執筆された時代背景を遠ざかれば遠ざかるほど理解に困難が伴うようになる。作品を取り巻くひとびとの考え方や所作、価値観といったものが体感として得心できなくなるからである。そうしたときにマンガは過去に生きたひとびとの一挙手一投足を鮮やかに描き出してくれる。敬遠しがちな文学をマンガで楽しんでほしい。

 

KEY BOOK

「古典のかほり」を象徴する本です。

カフカの「城」他三篇

漱石やポー、ドストエフスキーなどの文学を著者が独自の解釈のもとマンガ化。水や墨、割りばし、爪楊枝などを使った技法で絵画性の高い作品を描き出した。小説や古典を翻案した作品は少なくないが、マンガならではの表現を駆使しつつ、作家性を強く打ち出した本書はとりわけ異彩を放っている。

 
まろ、ん? : 大掴源氏物語 コンブレー ニーチェ : 自由を求めた生涯 海辺への旅 おちくぼ 御伽草子 春の雪 文豪失格 有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 Yuko えへん、龍之介。 春はあけぼの月もなう空もなお イーハトーブ農学校の賢治先生 : 宮沢賢治知られざる教師時代 星の王子さま : バンド・デシネ版 = Le petit prince よちよち文藝部 更級日記 : 平安時代の元祖文系オタク女子の日記 (ブログ) 津軽 : 太宰治短編集 ストーリィ・テラー = Story Teller 銀河鉄道の夜 : 最終形・初期形「ブルカニロ博士篇」 Marble ramble : 名作文学漫画集 サド = Sade 古事記 源氏物語 徒然草 伊勢物語 竹取物語 伊豆の踊り子 高野聖 銀河鉄道の夜 恩讐の彼方に 山月記 ; 李陵 友情 怪談 杜子春 ; 羅生門 二十四の瞳 たけくらべ 走れメロス ; 富嶽百景 山椒大夫 ; 高瀬舟 地獄変 ; 奉教人の死 坊っちゃん 三四郎 うた恋い。 : 超訳百人一首 うた変。 方丈記 デカメロン ファウスト 奥の細道 堤中納言物語 恐るべき子どもたち 「マンガ訳」太宰治 Ebony and Irony : 短編文学漫画集 心中天網島 春色梅児誉美 浮世床 東海道中膝栗毛 三河物語 落窪物語 和泉式部日記 とはずがたり 吾妻鏡 平家物語 今昔物語 太平記 雨月物語 葉隠 好色五人女 信長公記 トムソーヤ 恋いのうた。 : うた恋い。和歌撰 人間失格 日本人なら知っておきたい日本文学 : ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典 病むほどに恋した文豪たち : 愛とエロスの日本近代文学史 テンペスト 鏡花夢幻 : 泉鏡花/原作より バンド・デシネ異邦人 必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 教科書では教えてくれない日本文学のススメ 折々のうた 西行 隅田川の文学 読みなおし日本文学史 : 歌の漂泊 日本古典への招待 : 古典を楽しむ九つの方法 万葉集 : 歌のはじまり 鶴屋南北 : かぶきが生んだ無教養の表現主義 信濃の一茶 : 化政期の地方文化 川柳江戸の四季 : 祭・祝い・信仰・遊び 江戸古川柳の世界 : 知的詩情を味わう 文学史再考 私の万葉集 平家物語の女たち : 大力・尼・白拍子 生きている江戸ことば 蕪村 「夢」で見る日本人 小林一茶 女歌の百年 江戸川柳で読む忠臣蔵 馬琴一家の江戸暮らし サリンジャー戦記 万葉集の歌を推理する 古代和歌の世界 男うた女うた 桜の文学史 シェークスピアは誰ですか? 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「古典のかほり」は

中央階段を上ってすぐのエリアの本棚です。

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