12 04

世界の民族と文化

フィールドで考える

百聞は一見にしかず。現場に赴き、インタビューを重ね、現地の人々と触れ合うことで「人間」と向き合うフィールドワーク。調査と思索の方法。

 

KEY BOOK

「フィールドで考える」を象徴する本です。

悲しき熱帯

若き教授レヴィ=ストロースはフィールドワークのためパリから船でブラジルに向かう。顔面塗飾をしたカデュヴェオ族の女たちを写真に撮り、買い物の交渉をし、蛆虫を採って食べる原住民を記録する。はかない残照への慈しみと悲しみ。「西洋の知で世界を見るな」、構造主義を標榜した孤高の文化人類学者による記録文学の傑作。

 
遊動民(ノマッド) : アフリカの原野に生きる 家畜系統史 宮本常一、アフリカとアジアを歩く アフリカ農耕民の世界観 アフリカの都市的世界 ブッシュマン、永遠に。 : 変容を迫られるアフリカの狩猟採集民 馬は語る : 人間・家畜・自然 アジアの在来家畜 : 家畜の起源と系統史 アフリカのことばと社会 : 多言語状況を生きるということ 多文化国家の先住民 : オーストラリア・アボリジニの現在 アボリジニ社会のジェンダー人類学 : 先住民・女性・社会変化 アフリカ社会を学ぶ人のために 西太平洋の遠洋航海者 : メラネシアのニュー・ギニア諸島における、住民たちの事業と冒険の報告 通過儀礼 儀礼の過程 海を生きる技術と知識の民族誌 : マダガスカル漁撈社会の生態人類学 アメリカ・インディアンの世界 : 生活と知恵 異文化の学びかた・描きかた : なぜ、どのように研究するのか 鳥のように、川のように : 森の哲人アユトンとの旅 性と結婚の民族学 フィールドワークと映像実践 : 研究のためのビデオ撮影入門 食の人類史 : ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧 経済の文明史 切除されて ヤノマミ 身をもって知る技法 : マダガスカルの漁師に学ぶ 「伝説」はなぜ生まれたか 循環と共存の森から : 狩猟採集民ムブティ・ピグミーの知恵 フィールドワークの技法 : 問いを育てる, 仮説をきたえる 「新訳」大転換 : 市場社会の形成と崩壊 創られた伝統 世界の出産 : 儀礼から先端医療まで 「子供」の誕生 : アンシァン・レジーム期の子供と家族生活 石器時代の経済学 「女の仕事」のエスノグラフィ : バリ島の布・儀礼・ジェンダー 帝国主義と不均等発展 Stone age economics     

「フィールドで考える」は

銀のHASHIRAがある中央中庭のまわり一体にある本棚です。

12 04

世界の民族と文化

THEME

「世界の民族と文化」には他にもこんなテーマがあります。

  • 12 01

    世界はどこも美しい

  • 12 02

    文化人類学の報告

  • 12 03

    民族地図・言語地図・歴史地図

  • 12 04

    フィールドで考える

  • 12 05

    移る民・渡る民・逃げる民

  • 12 06

    日本列島は多様である

  • 12 07

    海と山と川の民俗学

  • 12 08

    柳田・南方・折口・宮本その他

  • 12 09

    世界の神話と伝説

  • 12 10

    飾り・色・エンブレム

  • 12 11

    身ぶりと挨拶

  • 12 12

    こんな習俗・あんな風習

  • 12 13

    上部3段