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全ヨーロッパの流れ

米ソの狭間に入る

ベルリンの壁を作り出した米ソ対立。東西陣営の攻防は世界の国々を翻弄した。激動のヨーロッパの二十世紀を眺望する。

 

KEY BOOK

「米ソの狭間に入る」を象徴する本です。

暗黒の大陸 : ヨーロッパの20世紀

ヨーロッパの20世紀。それは民主政治や自由主義の勝利の歴史ではない。共産主義、ファシズム、民主主義の3つが、時に近づき時に対立しあいながら、紆余曲折した歴史だった。コロンビア大学で歴史学を教える著者が、20世紀末に刊行した本書は、移民問題や統合問題で揺れる現在の西欧にも有効な視座を持っている。

 
戦後欧州社会と東西の動向 「植民地責任」論 : 脱植民地化の比較史 脱植民地化とイギリス帝国 植民地独立の起源 : フランスのチュニジア・モロッコ政策 戦後アジア・ヨーロッパ関係史 : 冷戦・脱植民地化・地域主義 フランスと脱植民地化 ポストコロニアリズム 「戦後」時代の終焉 サバルタンは語ることができるか ヤルタ会談世界の分割 : 戦後体制を決めた8日間の記録 植民地共和国フランス NATO北大西洋条約機構の研究 : 米欧安全保障関係の軌跡 アルジェリアの歴史 : フランス植民地支配・独立戦争・脱植民地化 戦後フランス政治の実験 : 第四共和制と「組織政党」 1944-1952年 戦後国際秩序とイギリス外交 : 戦後ヨーロッパの形成 1945年? 1951年 独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序 : ドゴール外交とヨーロッパの構築 : 1958-1969 戦後西ドイツ外交の分水嶺 : 東方政策と分断克服の戦略,1963~1975年 ドイツ・キリスト教民主同盟の軌跡 : 国民政党と戦後政治1945-2009 ベルリン危機1961 : ケネディとフルシチョフの冷戦 東ドイツと「冷戦の起源」1949?1955年 過去の克服 : ヒトラー後のドイツ ベルリンの壁 : ドイツ分断の歴史 戦後ドイツ史1945-1955 : 二重の建国 新保守主義と戦後体制 戦後体制の崩壊 キリスト教民主主義と西ヨーロッパ政治 東欧革命1989 : ソ連帝国の崩壊 収容所群島. 1 激動の東欧史 : 戦後政権崩壊の背景 社会主義の 20世紀.第2巻 社会主義の 20世紀.第3巻 ハンガリー1956 : 新訳 グローバル・ヒストリーとしての「1968年」 : 世界が揺れた転換点 ポルトガルの世界 : 海洋帝国の夢のゆくえ 新自由主義 : その歴史的展開と現在 ソ連史 ポルトガル革命のコントラスト : カーネーションとサラザール 1968年 : 反乱のグローバリズム 

「米ソの狭間に入る」は

18号館側、ラーニングコモンズの側にある本棚です。

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全ヨーロッパの流れ

THEME

「全ヨーロッパの流れ」には他にもこんなテーマがあります。

  • 29 01

    ヨーロッパの源流

  • 29 02

    ヨーロッパの誕生

  • 29 03

    陸の都市・海の都市

  • 29 04

    領主・国王・貴族・富豪・民衆

  • 29 05

    キリスト教の世界観

  • 29 06

    理性の世紀・科学の世紀

  • 29 07

    専制君主と啓蒙君主

  • 29 08

    市民と国民の成立

  • 29 09

    植民地と帝国主義

  • 29 10

    西洋の没落

  • 29 11

    米ソの狭間に入る

  • 29 12

    イスラーム対ヨーロッパの歴史

  • 29 13

    EUの将来

  • 29 14

    上部3段