29 08

全ヨーロッパの流れ

市民と国民の成立

市民革命によって国民国家が誕生した。イギリス、フランス、そしてアメリカへ。帝国、国家、ナショナリズム。国民とは何か?

 

KEY BOOK

「市民と国民の成立」を象徴する本です。

国民アイデンティティの創造 : 十八~十九世紀のヨーロッパ

ポスト共産主義のヨーロッパで新たに徘徊するナショナリズムという妖怪は、市民革命後の近代社会でつくり出された。フランス大衆文化を研究する著者が、スポーツ、民族音楽、グリム童話、アーツアンドクラフツなどのヨーロッパの諸文化を横断して、いまなお続く国民というイメージが、いかに形成されたかを明らかにする。

 
近代英国の起源 ナショナリズムの由来 17世紀 : 1603年-1688年 ナショナリズムの発展 民族とネイション : ナショナリズムという難問 帝国・国家・ナショナリズム : 世界史を衝き動かすもの ナショナリズムの歴史と現在 定本想像の共同体 : ナショナリズムの起源と流行 法哲学講義 民族とナショナリズム 国民国家とナショナリズム 近世スコットランドの王権 : ジェイムズ六世と「君主の鑑」 国民とは何か ネイションとエスニシティ : 歴史社会学的考察 自由論 イギリス・ピューリタン革命 : 王の戦争 男たちの仕事場 : 近代ロンドンのコーヒーハウス 描かれたオランダ黄金世紀 : ヨーロッパ近代文明の曙 デモクラシーにおける討論の生誕 : ピューリタン革命におけるパトニー討論 ヨーロッパのサロン : 消滅した女性文化の頂点 複合国家イギリスの宗教と社会 : ブリテン国家の創出 コーヒー・ハウス : 18世紀ロンドン、都市の生活史 海のイギリス史 : 闘争と共生の世界史 宮廷文化と民衆文化 長い 18世紀のイギリス : その政治社会 アメリカは誰のものか : ウェールズ王子マドックの神話 ピューリタン革命の世界史 : 国際関係のなかの千年王国論 オラニエ公ウィレム : オランダ独立の父 ヴェルサイユ宮殿 影の主役たち : 世界一華麗な王宮を支えた人々 ナポレオン体制への道 1789年-フランス革命序論 オスマン帝国の解体 : 文化世界と国民国家 ナポレオンの生涯 近代フランスの歴史 : 国民国家形成の彼方に 「イタリア」誕生の物語 フランス共和国の肖像 : 闘うマリアンヌ 1789? 1880 フランス革命はなぜおこったか : 革命史再考 ナポレオン帝国 フランス革命の社会史 イタリアの統一 フランス革命とパリの民衆 : 「世論」から「革命政府」を問い直す バイエルン王国の誕生 : ドイツにおける近代国家の形成 フランス革命の省察 マッツィーニの思想と行動 

「市民と国民の成立」は

18号館側、ラーニングコモンズの側にある本棚です。

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全ヨーロッパの流れ

THEME

「全ヨーロッパの流れ」には他にもこんなテーマがあります。

  • 29 01

    ヨーロッパの源流

  • 29 02

    ヨーロッパの誕生

  • 29 03

    陸の都市・海の都市

  • 29 04

    領主・国王・貴族・富豪・民衆

  • 29 05

    キリスト教の世界観

  • 29 06

    理性の世紀・科学の世紀

  • 29 07

    専制君主と啓蒙君主

  • 29 08

    市民と国民の成立

  • 29 09

    植民地と帝国主義

  • 29 10

    西洋の没落

  • 29 11

    米ソの狭間に入る

  • 29 12

    イスラーム対ヨーロッパの歴史

  • 29 13

    EUの将来

  • 29 14

    上部3段