29 06

全ヨーロッパの流れ

理性の世紀・科学の世紀

近代科学の隆盛はヨーロッパに理性主義を根付かせた。錬金術から科学へ、天動説から地動説へ。デカルトが生んだ近代哲学の源泉をたどる。

 

KEY BOOK

「理性の世紀・科学の世紀」を象徴する本です。

科学の時代における理性

ヨーロッパ発展のエンジンとなった科学技術。その台頭には、近代における哲学から科学への転回があった。しかし同時に、「世界」は何であるか? という哲学的理解を後退させてしまう。哲学者の著者が、科学の時代における理性の重要性を説く。原発問題や遺伝子工学など最先端の技術にどう対峙するか、今日にも繋がる思索の書。

 
アラビア数学の展開 アラビアの数学 : 古代科学と近代科学のかけはし 魔術から科学へ 天文学の誕生 : イスラーム文化の役割 大聖堂・製鉄・水車 : 中世ヨーロッパのテクノロジー アラビア科学の歴史 科学革命の構造 科学と近代世界 近代科学と聖俗革命 一七世紀科学革命 プリンキピアを読む : ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? コペルニクス : 地球を動かし天空の美しい秩序へ コペルニクス・天球回転論 数量化革命 : ヨーロッパ覇権をもたらした世界観の誕生 世界体系 ヒュームの文明社会 : 勤労・知識・自由 真理の形而上学 : デカルトとその時代 ヴォルテールの世紀 : 精神の自由への軌跡 デカルトとその時代 学問の方法 スピノザの生涯と精神 ライプニッツの普遍計画 : バロックの天才の生涯 リヴァイアサン 哲学原理 方法序説 ヴィーコの哲学 デカルト形而上学の成立 ジャン=ジャック・ルソー問題 ライプニッツ スピノザ ルソー透明と障害 『百科全書』と世界図絵 カントの啓蒙精神 : 人類の啓蒙と永遠平和にむけて モンテスキュー : その生涯と思想 社会契約論/ジュネーヴ草稿 ジョン・ロックの市民的世界 : 人権・知性・自然観 法の精神 純粋理性批判 寛容論 カンディード 永遠平和のために ; 啓蒙とは何か : 他3編 甦るリヴァイアサン 人間不平等起源論 カント『純粋理性批判』入門 モナドロジー ; 形而上学叙説 エティカ 省察 啓蒙主義の哲学 自由の科学 : ヨーロッパ啓蒙思想の社会史 理性への希望 : ドイツ啓蒙主義の思想と図像 フランス啓蒙思想入門 近代ヨーロッパ大学史 : 啓蒙期から1914年まで 『家』とその住人 : 16世紀から18世紀まで 村と都市 : 16世紀から18世紀まで 宗教,魔術,啓蒙主義 : 16世紀から18世紀まで 大学の起源 大学の歴史 大学制度の社会史 

「理性の世紀・科学の世紀」は

18号館側、ラーニングコモンズの側にある本棚です。

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全ヨーロッパの流れ

THEME

「全ヨーロッパの流れ」には他にもこんなテーマがあります。

  • 29 01

    ヨーロッパの源流

  • 29 02

    ヨーロッパの誕生

  • 29 03

    陸の都市・海の都市

  • 29 04

    領主・国王・貴族・富豪・民衆

  • 29 05

    キリスト教の世界観

  • 29 06

    理性の世紀・科学の世紀

  • 29 07

    専制君主と啓蒙君主

  • 29 08

    市民と国民の成立

  • 29 09

    植民地と帝国主義

  • 29 10

    西洋の没落

  • 29 11

    米ソの狭間に入る

  • 29 12

    イスラーム対ヨーロッパの歴史

  • 29 13

    EUの将来

  • 29 14

    上部3段