近大INDEX

実学に向かう知の分類

十進分類法を下敷きにしつつ、新たな実学的・文理融合的なリベラルアーツ感覚によってタイトリング・選書されています。学問としての基礎知識はもちろん、社会に価値を発信する「実学」の礎になる選書を行い、学部生も研究者も新たな発想や発見が得られる編集的な本の空間を展開しています。

1F 近大独自の文理融合インデックス

NOAH33(ノア33)は、近畿大学独自の新たな実学的・文理融合的な文脈によって、約3万冊のセレクトブックを分類したインデックス。全体は7つのエリアに分かれ、33のテーマで構成されています。各テーマごとに複数の小見出しとキーブックを設定し、知のつながりを表現しています。NOAHは“New Order of Academic Home”の略で、多様な世代が乗り合わせる“知の方舟”となることを目指しています。

33のインデックスは大きな1つの物語となっています。前半は宇宙から地球へ、動物から人間へ、物質から文化へと視点を動かしながら、世界の基本の成り立ちに触れることができます。後半では、社会、技術、学習、芸術、音楽、演劇、歴史など多彩なジャンルへと進んでおり、大学生のうちに身につけてほしい「世界の見方」で溢れているのが醍醐味。また、空間は「7つのCHA」でゾーニングされており、それぞれのゾーンごとに学生の動機や行動をかき立てるものになっています。このようにNOAH33にはたくさんの秘密や謎が隠されています。実際に本を手に取り、自分の関心と照らし合わせながら、深堀りをしていくのがオススメです。

2F マンガ・新書・文庫で知のどんでん返し

2階のDONDEN(ドンデン)は、マンガを中心に新書・文庫によって構成された約4万冊の全く新しいインデックスです。マンガで想像力を触発し、新書や文庫で興味・関心へと導く空間になっています。文学、科学、歴史、仕事、スポーツなど全体は11のエリア(TOPIA)に分かれ、32のテーマで構成。学生の関心が高いマンガから入って、知の奥へ向かうための、「知のどんでん返し」が起こることを目指しています。